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カテゴリ:映画。TV( 44 )

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ネタバレ注意

大型連休はアマゾンのプライムビデオ三昧(笑
最近新作が増えてワクワクしている。

で、選んだのは名優クリストファー・プラマーの「手紙は憶えている」。
認知症の老人が老人ホームの入居仲間に請われて
元ナチ親衛隊の生き残りに復讐を企てる話。
生き残りというのは変かな、高齢のため大方は他界しているから、という意味です。

一週間前に妻を亡くして認知症が一層進んだゼブ(クリストファー・プラマー)
入居仲間のマックスとゼブはアウシュビッツで家族を殺されている。
当時のアウシュビッツのブロック責任者、つまり直接彼らの家族の死に手を下した男、オットー・ヴァリッシュは
「ルディ・コランダー」というユダヤ人捕虜のIDを盗んで生きのびているという。
マックスがそのコランダーと名乗る男を4人突き止めたが、自身は病身で動けない為
あちこちに手を回して復讐の旅をお膳立てし、手紙に詳細に指示を書き記しゼブに託す。

ゼブはマックスの手紙を握りしめて旅立つ。
4人のコランダーを訪ね歩く。
最初の3人は人違いで終わるが、4人目に会って
衝撃の真実がわかる。

ここからネタバレ。
ゼブの腕には捕虜番号が彫られている。
紛れもないユダヤ人捕虜、だと信じて暮して来た。
ところが認知症になる前は自分の過去はひたすらに隠す努力をして来たはずなのに
認知症で混乱していてマックスに言いくるめられたのだろう、
「我々の家族はルディ・コランダーと名乗るオットー。ヴァリッシュに殺された、
探し当てて復讐せねば浮かばれない」と。
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で4人目に本当のルディ・コランダーに会う。
衝撃の事実とは
オットー・ヴァリッシュとはゼブの本名で、ゼブはルディーコランダーと名乗る男とは
SS仲間でアウシュビッツのブロック責任者をしていたのだった。
つまり、ゼブはコランダーと共にマックスの家族を殺害していたのだ。
コランダーの腕にも捕虜番号が彫られていてゼブのとは連番になっている。
これは
終戦になった時にユダヤ人に化けて逃げるための手立てで二人でお互いに彫りあったのだと。
混乱するゼブ、だが記憶の糸を繰り出すと「I remember.」と忌まわしい過去が蘇った。

この最後のどんでん返しは衝撃的だけど、そう言えば
ちょっとひっかかるシーンも随所にあったと思い至る。
手が震えるほどの認知症なのに銃を持つと心臓を一発で撃ち抜く腕、
そして
ユダヤ人なのにワーグナーが好きとか・・・
伏線だったんですね(^^;)
結局、もう一度最初から見ることに。

で、その目で見直すと・・・(^^;)
もう普通のヨボヨボ老人には見えないのです。
ふとした表情がSSに見えてしまう。
問題の銃殺シーンは
初めて見るときは老人が銃持って大丈夫か?って呑気に思ったけど
心臓を撃ち抜いた後さらに頭に打ち込むという残忍さに
ゾッとしました(^^;)
それにナチグッズを収集していた男のコレクションを手に取るときの表情。
一回めはサラッと見てしまうけれど二度目は覚醒しているゼブ、懐かしいヒトラーグッズやSSの制服などを見る目、
半分覚醒しているのか・・・

クリストファー・プラマー。
見た目、ヨボヨボの認知症老人なんだけど、
認知症で朦朧としていたり、
ナチのSS時代の身のこなしを隠さなくちゃいけない、
だけど認知症のため隠しきれてない?などと複雑極まる精神状態を演じきっている。
最初と最後あたりで若い頃のオットーヴァリッシュの写真が出るけれど
これはトラップ大佐を彷彿とさせます。サウンドオブミュージックですね。
役回りが今回は真逆の汚れ役ですが。

しかし恐ろしいくらいの名優ですね。
まだまだ現役でいて欲しいです。
( 2014年8月28日のブログでこの人を絶賛しています)


マックス役にはマーティン・ランドー。スパイ大作戦に出てましたね。
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ワーグナの曲を弾くゼブ。
コランダーに「ユダヤ人なのにワーグナー?」と聞かれて
「You can't hate music.」って答えるけど2回目に見たときの目はナチの目になってました(怖)


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これね、1回目は老人が銃持ってる、という図だけど、2回目に見たら鬼気迫るものがあって怖かった〜

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冒頭の写真、改めてオットーヴァリッシュの写真見ると・・・自分なのですよ。
マックスはゼブが自分の写真だと認識できないくらいボケるのを待ってた・・・
怖いでしょ。
原題の「Remember」って
最後にゼブが「I remember.」思い出した、っていうけど
マックスにしてみれば「忘れるな」という意味。
彼の呪詛でした(怖〜)













by jmtravolta_johnta | 2019-04-27 21:31 | 映画。TV | Comments(0)
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例によって予備知識を仕入れずに見る。
「ハロルドが笑うその日まで」スエーデン映画,(ノルウェー映画かもしれない)
(ノルウェー映画でした。ノルウェーの自宅から雪道を運転してるといつの間にかスウェーデンに入っているというこの敷居の低さもちょっと驚き)
多分、ほのぼの系だろな、と思いながら見ていくと・・・

認知症の老妻を施設に入れた途端急死してしまう。
主人公がいきなり焼身自殺を図る。
お〜っと死んじゃったらお話し続かないぞ、と思いきや天井のスプリンクラーで自殺は失敗に終わるが
ここでまずクスっと笑える。

こうなったそもそもの原因は「イケア」、そう、あのIKEA。IKEAが隣にできてしまい、
ノルウェーに住むハロルドは40年間営んできた家具屋を廃業に追い込まれてしまうのだ。
我が人生をぶち壊しにした張本人とも言えるIKEA、その創始者のカンプラードを誘拐することにした。
え?ほのぼの系じゃないの?犯罪映画?
この辺から???が頭の中でブンブン飛び交う(笑)

で、実際に誘拐する。
話は後先するけれど
それに至るまでの間ハロルドの息子が失業して街で喧嘩してたり、ヒッチハイクで乗せてやる娘は
家庭に問題あり、で暗い事情の人が次々現れる展開。
この話、どこへ向かっていくんだろ・・・と先が予測できなくてグイグイ引き込まれてしまう。

そもそも北欧っていうと社会
保険料は高くても福祉が行き届いていて
国民のすべて、一人残らず悔いのない豊かな暮らしをエンジョイしているものだと
私など無邪気に思い込んでいたから
こういう不幸な情景に少々戸惑ってしまった。
画面は終始雪がちらつく寒々とした景色が背景だし。

だけど、人間、歳とって認知症になったり、
失業したり、
夢破れて自暴自棄とか、
親の愛情を受けて育つかどうかとか
世間に忘れられた存在になるとか、
人間本来の本質に関わる問題、
福祉に手厚い国だからとかは関係なく、古今東西普遍の事なのだった。
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で、話を戻すと
老人が老人を誘拐する話(笑)。
誘拐犯は不慣れでドジ、誘拐される方は非日常な体験にワクワクしちゃってるので
やっぱりどんな展開になっていくのか予想がつかない・・というところが普通の映画と違っていて
面白い(笑

結局話は特にドラマティックなクライマックスとかはなく、
それぞれの立場の人たちの心の交流を描いて終わるのだけど
割と初期から絡んでくるエバという家出娘が結構面白い役回りで
彼女が老人二人の様子を見て吹き出すシーンなど
「笑い」の持つ力を実感した。
笑ったら元気になる、という構図。
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翻って私は、といえば
義母の四十九日法要が済んだものの、ほっとする間も無く
実母の醜態に情けない思いで鬱々としていたけれど
エバと一緒に吹き出しながら元気をもらい
ちょっとしたカンフル剤になった。


それにしても
実在の企業とその創始者を実名で登場させていて、あろうことか創始者の不名誉な部分にも触れているから
これにも驚きだった。
IKEAはよく許可したなあ・・・
「金持喧嘩せず」って事なのね・・・と妙に納得もしたり(笑
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by jmtravolta_johnta | 2018-12-31 08:41 | 映画。TV | Comments(0)
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久しぶりに泣ける映画を見た。
「ライオン 25年目のただいま」
アマゾンプライムビデオの有料版。
例によって予備知識を一切入れないで見始める。実話に基づくというから興味は湧いた。
そしてインドが舞台、というのも惹かれるものが大きかった。
昔カルカッタと呼ばれた人口稠密なこの都市は秋に撮影旅行で行くことになっているから親しみさえ覚えた。
制作年がさほど古くないことも現実味があって、興味は増す一方。
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話はインドの北部の村で
貧困家庭の子供、サルーという少年(5歳)が来る日も来る日も食べ物を得る得るため
村でささやかな働きをして駄賃をもらう、という暮らしをしている。
ある日兄と駅に「(乗客の落し物を漁るという)仕事」に出かけたサルーはベンチで眠ってしまい、起きて兄を探すも見つからず、もしやと汽車に乗って探そうとする。
ここから彼の運命が思いもよらない方向に展開する。

それは回送列車で


呼べど叫べど助けは来ない。
その無人状態のまま1600km離れたカルカッタに着いた。
街はベンガル語を話した。彼はヒンディー語しか知らず、
まして5歳で自分の母の名前や住所など言えるわけはなく
路上で過ごす日が続いた後孤児院に送られる
そこで養子縁組を求めるオーストラリア人夫妻に話がまとまり、オーストラリア人として成長する。

25年経ち成人してからも自分の出自を問い続けた彼が
ふとしたことがきっかけで元の家族への思いを断ち切れなくて悩みだす。
養父母は彼に深い愛情を注いで育ててくれた優れた人格の人達であったからこそ
なおさら郷土への思いはジレンマとなる。
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                       ( 町で売っている焼き菓子。
                        兄チャンに買って、と言っても「また今度な」
                        「僕、大人になったらいっぱい買うんだー!」とサルー。この焼き菓子は伏線になります。)

そこで「Google Earth」を使ってみれば?というサルーの仲間のアドバイス。
列車の平均速度に乗っていた日数をかければおよその距離がで出るし。
そこで覚えていることをヒントに絞って行く・・・。
今やパソコンやSNSの時代。
なんども挫折したものの結局
住んでいた村を特定するに至る。
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この辺り、昔よく見ていた鉄塔とかが出てきて、
パソコンに向かって大きく見開いた目から涙がこぼれ落ちる時
こちらも涙が出ます。

で、25年ぶりに故郷の土を踏み、もしや息子が帰ったらと考えて同じところに住み続けた母に再開する。

とあらすじを書いてしまうと奇跡の物語、おとぎ話になってしまうけれど、
これはいくつもの奇跡が輻輳して起きた奇跡の物語、だと思う。

少年が育った家族の存在が大きいと思う。
毎日空きっ腹を抱えていても乏しい糧を分け合って食べる兄弟。
笑顔が優しい母。慈愛に満ちた母。
少年は兄ちゃんたちを慕い、母を慕い、妹を可愛がる優しい子だった。
食べ物はなくても愛されて育ったため彼が人に愛される性格に育ったと言うことが大きい。
これポイントだと思う。

そしてその次、次、ではなく
これも大きなポイント。サルーを養子にしたオーストラリア人夫妻。
この人達が篤志家であったこと。

そしてGoogle Earth.
これもなくては実現しなかった。

GoogleEarthの時代だったことと篤志家の養父母は彼の幸運だったと思うけれど
5歳まで暮らした家族の存在は一番大きいと思う。
愛し愛される家族、と書くと芝居がかってくるけれど
ひとを作るものはこれだとつくづく思う。

ストリートチルドレンの問題や違法児童労働など問題視するのは
外から見るからであって
何も手を差し伸べることなく批判だけするのは容易いし、これは無責任でもあり、
何も出来ない自分が情けない気もする。

去年のムンバイで見た雑踏に居た
ストリートチルドレンに近い子供達に今更ながら思いを馳せてしまう。

アマゾンの映画は有料で二日間限定で、もう見れなくなったので
本を買って読み始めた。
(子供用バージョンの簡単な英語ですが^^;)
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by jmtravolta_johnta | 2018-08-01 08:07 | 映画。TV | Comments(0)
録画してあった「子猫物語」
詩情あふれる北海道の自然の中で子猫が冒険をしながら成長して行く映画で
制作・監督が畑正憲さんなので安心して見ていた。
けれど熊が出てきて犬と戦うとか崖から海に転落して溺れそうになるとか
木箱で急流や滝のようになっているところを流される、とか蛇に追われる、とか
どうやって撮ったんだろう、と疑問が次々湧いてきてはいた。

熊に追われて番屋に逃げ込む時の子猫の恐怖心を思うと
酷い映画だと途中から批判的な思いを払拭できなくなった。

以前、外国映画で「子熊物語」というのがあって設定やコンセプトは似ているけれど
最後のクレジットに「ご安心ください、撮影するのに動物は虐待していません。画面に出てくる血はケチャップとかチョコレートを使用しています。」などとそういう批判が起こりうることを見通している。
畑正憲さんはどうやってこの映画を撮ったんだろう。とやっぱり疑念は深まる.
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動物ものに興味津々なうちの子がかぶりつきで見ている(^^)

by jmtravolta_johnta | 2017-09-25 10:28 | 映画。TV | Comments(0)
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イギリス貴族の人気ドラマ「ダウントンアビー」。放映が終わった後も気になり、アマゾンビデオで字幕版を無料視聴しています。なんと脚本まで一部だけど取り寄せてしまいました。

魅力は豪華絢爛な衣装や暮らしぶりもあるけれど、
何と言っても丁々発止のセリフに人間模様や移り変わる時代の波に翻弄される心情描写に惹きつけられてしまうからです。

つくづく思うのは字幕の日本語。これがうなってしまうくらいのセンスの良さ。
それは随所にあるけれど、
例えばメアリーがマシューとの結婚にこぎつけるも挙式前日まで揉める。
で式当日、マシューがちゃんと式に現れた(普通現れる^^;)メアリーに
「来てくれたね。内心ヒヤヒヤしたよ」。
これに答えるメアリー
「よかった。わかりやすい女は退屈よ」。
で元のセリフはどうなっているかというと
I'm glad to hear it. は良いとしてその後、
I should hate to be predictable.

って言うのです。
直訳だと「わかりやすいのは嫌うべきだわ」。(教科書通りの変な日本語ですが)

ね、すごいでしょ、この「わかりやすい女は退屈よ」って訳!
どこかで言ってみたいとさえ思っちゃいませんか?(笑)

もう、ほんと。メアリーらしいっていうか人物像をわかり尽くした訳をひねり出す字幕製作者のセンスに、
(何度も繰り返しますが)敬服してしまいます。

ところで
こんなに字幕にこだわるのは実は私も字幕に携わる業界の底辺で仕事をしたことがあるからです。
言語はフランス語でしたが、英語でもなんでも字幕のルールは同じ。
1秒に対し4文字当てる、に始まり、固有名詞の扱いや字数制限のための思い切った言い換えなど一通りの講習を受けました。

でなぜやめたかというとセンスがないからです(涙)
語彙や言葉のセンス以上にひらめきや独創性も要求されるこの仕事、
映画の最後にクレジットで名前が出ることがあるけれど、わたしは
このためにクレジットの最後まで敬意を払って見ています。











by jmtravolta_johnta | 2017-09-16 10:53 | 映画。TV | Comments(0)
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夏ごもり中なのでテレビもよく見てます。やっぱり映画。

気に入ったものは何度も繰り返して見るという悪い癖があり、結構時間取られちゃいます(^^;)

老後の人生模様を扱った映画は最近放映されたものでは「カルテット」もありました。
これはダスティンホフマンが監督で面白いかも、と映画館まで足を運んだのですが
期待しすぎたせいもあり、イマイチでした。

そのあと放映された「マリーゴールドホテルで会いましょう」は
インドのジャイプールという町に老後の住処を移すべく訪れた七人の高齢者の50日余りの日常を描いています。
今年春に訪れた初めてのインドの強烈なインパクトに圧倒されたことでもあり、
彼ら七人のインド暮らしの日々を追体験しているかのような親しみさえ覚えました。
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奇しくもダウントンアビーで女同士の熱い友情を見せてくれた
マギー・スミスとペネロープ・ウィルトンがその七人のうちの二人で
個性豊かで強烈なキャラクターを演じていて、共感しました。
それに名優のジュディ・デンチ。
この人もいい役を演じていました。
007のMの役を演じて知られているけれど「アイリス」という映画では
アルツハイマーに冒されていく恐怖を演じていて、映画とはいえどやりきれない切なさを感じたものでした。
これはどこかに買いた記憶があるけれど・・・「女が認知症になると・・・」みたいなタイトルで。

最近、寝入り端にいつもあと13年で八十歳になる私・・・とか
九十歳まで生きてしまうんだろうか・・・とか
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どんな風に生を終えるのだろうか・・・とか考えても仕方ないことを考えてしまいます。
だけどこの映画の中でジュディーデンチ演じるところのエブリンはブログの中で色々含蓄に富んだことを述べていて
シナリオとかが欲しくなりました。

ちなみに登場人物の中で私に最も近いのはイブリン。クソ真面目だけど前向き。臆病なところもあるのに出たとこ勝負的な一面がある。
男性ではダグがやっぱりタイプかなあ。インテリで真面目だけど陽気。
映画って時として生きる上でのヒントをくれるからやめられません(^^)

by jmtravolta_johnta | 2017-08-04 21:30 | 映画。TV | Comments(0)
ダウントンアビーを見てた人にしかわからない内輪ネタ?ですが・・・
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イギリスのTVドラマ「ダウントンアビー」の最終回。
毎回録画して、人物名や相関関係をメモしながら見てたのに
最終回だけきちんと録画できていなかった。
それがアマゾンのプライムでファイナルシーズンが配信されたのが昨日。
原語の字幕付きなので、
雰囲気もこれまでNHKで放映されてた吹き替えよりも
うんとイギリスっぽくて(当たり前?)浸れる感、があります。

で、最終回。
一言で言えばハッピーエンドの大団円!
登場人物それぞれ何かしら抱えてきた人たちが
とても素敵なエンディングを見せてくれます。
この後幸せになりそうな予感のカップル、
トムとエドムンズさん、
アンディーとデイジー、
パットモアさんとメイソンさん、
 モールズリーさんとバクスターさん。
この人たちのこの後の展開を考えるのはなんだか楽しくてニコニコしてしまうし。
なかなか幸運には恵まれなかったようなイーディスが
大晦日にあげる結婚式、
フィクションと分かっていても
「よかったね」と思いながら画面を見つめてしまう。



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こんなこと親に言われたことなかった(^^;)

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見ていて目頭が熱くなるのはなんで?

なかなか幸運に恵まれなかった人がもう一人。
トーマス・バロー。
最初っから嫌なやつ、卑劣なやつできて
最後あたりは絶望的に悲運なやつ、だったが
ついにこの人も運を掴むことになり、
初めて見せる笑顔が眩しかったりする。
彼にも「よかったね」と声をかけたい。

しかし、毎回本当にハラハラさせられたし、一方
バイオレットとイザベルの丁々発止のやり取りは面白かった。
胸が梳く、という感じか。
天才的な名女優のマギースミスの存在は大きく、
台詞も貴族の価値観が言わせる保守的な発言に
今の時代でも通じそうな信念を持つイザベラ、
どちらも諍いがあっても実はお互いを認め合っているというこの友情は素晴らしい。
もう、羨ましいとしか言いようがない。
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このドラマ、
1912年から1925年までの貴族が変貌を遂げていく中に
常に三十人を超える人物がそれぞれの物語を織り込んで華やかさ、
複雑さを盛り込んでいて、
毎回の衣装の豪華さもフルコースの豪華ディナーをいただく感じだった。
(もちろん、フルコースの豪華ディナーなんて私には縁がないのだけれど)


しかし、このハッピーエンド!
幸せな展開を見せる人たちで溢れかえり、
見てるこちらまで幸せになる。
今日も見てしまった。
4回は見たかなあ、昨日、今日で(^^;)
幸せを手にした人を見て幸せになれるって、
実はとても幸せなことかもしれません

10年後ぐらいからまた世界はきな臭い方向に向かい、
第二次大戦も待っているけれど
それは考えないことにしましょう・・・




by jmtravolta_johnta | 2017-08-01 15:26 | 映画。TV | Comments(0)
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クリスマス。
何十年もクリボッチの私です(笑)
で、今回のイブは
テレビと過ごす。
あ、毎年テレビと過ごしてますが

いつもとりあえず映画は録画していて、
お子様向けだろうとあまり期待しないでみた「ベイマックス」。
グイグイ引き込まれて
結局2度目はCMを飛ばす編集しながら見て、
3度目はちゃんとCMが飛んでるか見て・・・
三回も見ちゃったじゃないですか(^^;)
泣き笑いしながらのこのアニメ。
AI技術が取りざたされている昨今、とてもタイムリーで
私、大人なのに、グイグイ引き込まれてしまいました。

結局、人工知能を操るのは人間だし、人間の良心や思いやりの心、に戻ってくるという
この映画の良心を感じて永久保存版にしました(^^)
日本人の兄弟が主人公なのはなんか嬉しいしね



by jmtravolta_johnta | 2016-12-27 16:19 | 映画。TV | Comments(0)
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録画してあったものを二度も見てしまった。

一度目は「こんなアメリカ見たことない・・・」「これがアメリカの話?」という印象を持った。
ある意味、信じていたことが裏切られたというか憧れていた人の哀れな一面を見てしまった、と愕然としてしまったのです。
「ネブラスカ」。
「ふたつの心をつなぐ旅」という副題は説明的すぎ。いらないと思いました。
2013年のアメリカ映画、モノクロ。

最初から地味な展開。場所はモンタナ。老人(ウディ)がトボトボハイウエイを歩いている。警官に保護されるところから始まる。痴呆老人の徘徊?と思わせます。
そのあとも勝手に出かけるウディ。
探しに来た息子(デヴィッド)が
家に連れ帰ってもすぐに歩いて出かけてしまう。100万ドル当たったから取りに行くのだ、という。その通知の手紙を見たデヴィッドは父が単純に誤解してしまっていることを知り説得するが無駄。納得させるため、結局モンタナからネブラスカのリンカーンまで遠路ドライブする。途中で父の生まれ育った街に立ち寄り
家族の来し方を知る、というプロットとしては単純で、どこにでもありそうな話。

アメリカ映画で家族ものって例えば「ドライビング・ミス・デイジー」とか思い浮かべますが、黒人差別との絡みも描いていました。女優さんもジェシカ・タンディ。美貌の人ですし、家や背景も豊かなアメリカの家庭でした。
でも「ネブラスカ」には貧しくはないけれどそれほど豊かでもない、普通の人たちの暮らしがあります。
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↑出ていった恋人が荷物を返しにきた。恋人はジュリアロバーツなどとは程遠い。

つまり田舎を舞台に田舎の人たちが登場し、ヒーローや美男美女は登場しない。
ロマンスも夢もないし
ジョークを飛ばす諧謔なアメリカ人は出てこない。
人種のるつぼのアメリカ、なのに白人しか出てこない。
アメリカン・ドリームや自由の国、豊かな国、さらには世界の警察とか、超大国とかアメリカを形容する言葉のどれにも当たらない世界。
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↑大金が転がり込むと信じ込んだ周囲がたかりにくる

この映画が今の時期にテレビで放映されるのはある意味タイムリーだと思った。
大統領選でこの人たちはヒラリーには入れない。トランプに決まっていると思えるから。こういう人たちをごっそり取り込めたからトランプは勝ったのだろうと想像はたやすい。

アメリカのテレビ番組でアメリカを知り、憧れて大人になった私。
ディズニー映画や「パパは何でも知っている」「スーパーマン」「ローンレンジャー」「カレン」「パティー・デュークショー」「ルーシーショー」・・・まだまだある「ベン・ケーシー」もっとあるけれど、きりがない。テレビは「豊かで自由で正義が勝つ世界」を見せてくれた。
もちろん映画とかドラマは虚構の世界ではある。
「ネブラスカ」に話は戻って、この映画も映画だから虚構
の世界だろうけど実はアメリカの素顔はこんなですよ、と切り取って見せてくれたような気がする。

二度目に見たとき。
情けない父親と口やかましくて品のない話を遠慮なくする母親に幻滅しながらも
このネブラスカを目指す旅の道中で息子のデヴィッドは父が朝鮮戦争で負傷してその後辛い時期を過ごしたり、人にものを頼まれたら断れないという性格から人に利用されたりしてきたということを知る。
そして酒浸りであったことの背景も理解し、今回の100万ドル当たった、ということに凄まじい執着を見せる訳は「自分のトラックが買いたかった。残りは・・・子供達に何か遺せるものが欲しかった」という。その辺からデヴィッドの気持ちが変わっていく。ただの情けない親、ではなくなる。
最後あたりのシーンはとてもいい。
トラックの中で身を屈めて笑顔になる息子に、こちらもホッとする。笑顔になるし、
運転をちゃんと交代するところなど、全然お父さんボケてないのがわかり、もう一度ホットしますよ。

おすすめです。ネットで見たら、賞をいろいろ取った映画だったんですね。納得です。
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by jmtravolta_johnta | 2016-12-19 08:17 | 映画。TV | Comments(0)
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中学生のころから倍賞千恵子さんのファンです。
ファンレターを出したこともある。
返信のメッセージとともにサイン入りの写真が送られてきて
それはそれは嬉しかったことを覚えている。
とにかく彼女の歌声に魅了され、中学生のくせに
「さよならはダンスの後に」を歌っていた。

長じてはカラオケでも時々歌うけれど、
昨日のようなVTRを見たらもう恥ずかしくて歌えない(^^;)
それほど感動的、
ってうか彼女のカッコよさに唸ってしまった。

黒ラメのドレスきて髪もひっつめにし、見た目シックなのに、
あの笑顔と柔らかく豊かな声。
メークも濃すぎなくて好感がもてるし。
歌い方がさらっと、妙に引っ張ってテンポ崩したりしないのがいい。
別れの曲なのに、笑顔で歌う、「潔さ」みたいなところがいい。

曲のリズムに軽く乗りながら
スレンダーなボディーが揺れて黒ラメがつやつやと光る。
う~ん、参ったなあ~
素敵過ぎですよ。

録画されたのは1980年代の半ばというから彼女は40歳前半。
私はそのころ香港に住んでいて日本のテレビ番組と縁がなかったから
こういう彼女を見ていなかったんですね。

倍賞さんの映画、特に好きなのが
「幸せの黄色いハンカチ」とか「遥かなる山の呼び声」だけど、
彼女の人柄とイメージがありのままに出ているようで、
ファンとしてはとても納得できる。
大スターとして結構幸せな仕事をしてきている人じゃないかなとも思いました。

そしていかにカッコよく年を重ねるか、
という人生の先輩、もっとどんどんでてきてお手本見せてくださいませ!!!
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by jmtravolta_johnta | 2016-04-12 16:43 | 映画。TV | Comments(0)

普通の毎日がありがたい・・・


by じょんたのおばあちゃん