カテゴリ:厳寒の道東旅行( 6 )

2016年道東

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2月7日から13日まで例によって道東へ写真撮りに行ってきました。暖冬はここにも?という感じで雪は少な目でした。
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↑一昨年程のホワイトアウトとは程遠いけれど、それでも乾いた雪なので地吹雪は起こり、やっぱり怖い。
運転は今回も秋田からフェリーでやって来たツネさん、82歳。お仲間はキミちゃんと私。

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↑丹頂。もう撮りつくされてる感があるので、アップで撮って、さらにトリミングして・・・
↓エゾ鹿もやってきました。2013年にクラブツーリズムで来た時ほどの数はいなかったけど。
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↓エゾフクロウ。釧路の萱沼というところの森にいます。
カップルで寄りそっています。こういうの、癒されます。人間が数メートル下まで来てしゃべっていてもひそひそ声だと動じる様子がありません。
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羅臼へ移動します。
流氷船は流氷が来ていなくて残念。ただの餌まき(;;)空の色もどんよりと、いまいち絵になりません。
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羅臼には
野生のシマフクロウが飛来するように、生け簀にLEDライトで照明を設置し、フクロウ観察や写真撮影をさせてくれるところがあります。「鷲の宿」という民宿で知る人ぞ知る場所らしいです。

ここで毎晩やってくるというフクロウの家族を待ちました。
一年365日、365回必ず来る、というので外国から来たお客さんたちと、じっと生け簀を見つめて待つこと4時間。
「なぜか来ないね、遅いね」、と宿の人は首をかしげます。そのうち遠方からのお客さんは諦めて立ち去りました。あとはこの民宿に泊まる5人だけ。

そのころにはほーほー、という鳴き声も聞こえてきて、5人はさらに首を長くして待つこと一時間あまり、日付けが変わるころやっと飛来しました。

カメラ設定はシャッター速度1/80、F4,ISO3200,と教わりました。
シャッター速度がこんなに遅いのはLEDの照明がストロボ焚いたのと同等の効果があるかららしいです。
ただピントが甘くてどれもこれも同じようなぼやけた写真しか取れなかったので落胆は尋常じゃありませんが、ま、また来ればいいので、失敗の原因を追究するだけにしておきます。
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そのあと札幌へ移動して、秋田からの二人は苫小牧からフェリーで帰るので札幌はその中継地点になります。サッポロビール園で食べ放題飲み放題を堪能して翌日円山動物園へ。
ホッキョクグマを楽しみにしてきたけれど
檻の柵が邪魔で写真は撮りにくかったです。
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↑一歳のリラ。この写真は絞り開放で柵に近寄ってとったからなんとかギリギリ柵が消えてくれてるけど、
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↑実際はこんな感じ。
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↑レゴブロックを器用に使ってはちみつを舐めるオランウータンも柵が邪魔(;;)
↓ところで北国の子供の防寒着、とてもかわいくてお人形さんみたい、思わず無断でシャッターを押してしまってました。
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今回は十勝牧場の馬はなくて、その代わりフクロウがメインになりました。
エゾフクロウがいるところを案内してくださったのは
同行の知人のお友達の方でSLとフクロウを組み合わせて効率よく案内してもらえました。やはり地元の人は心強いです。お世話になりました。
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by jmtravolta_johnta | 2016-02-15 16:40 | 厳寒の道東旅行 | Comments(0)
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はい、この日も例によって夜明け前に出航します。
当たり前のように流氷が浮かんでいます。
もっとぎっしり流氷が押し寄せていれば乗船したまま出航できないで港に留まることもあり、でした。
だってその場合、出航できても帰港できるという保証はありませんからね。

運よく船はエンジン音を響かせて動き出します。
ガガガガーという音がスリリング。砕氷船ですからね。
日の出が近い。目を凝らすとすでに大鷲が待機している。
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私は船の先端に居た。
餌の準備が始まっている。
餌を投げるお兄さんたちはイケメンだ。
それはどうでもいいことかもしれないけど、お天気のこととか聞いたらニコニコして答えてくれるから感じいい。
「餌を投げるとき,シブきが飛びますから、気をつけてくださいね」と言われてもその場からしばし離れられない(笑)
あとでカメラの臭いをかいで見たら、かすかに魚臭かった(^^;)

白い流氷と透き通った氷、大鷲は黒と白、これも難しい被写体だ。コントラストが大きすぎる。
それに加えてメディアが16Gなのが心配でJPEGで撮らざるを得ず、
いろいろ初挑戦としての課題が残った。
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このあとオシンコシンの滝で凍り付いた滝を見たり、エゾシカが出てきているのを大騒ぎして撮ったり、濤沸湖で水鳥を楽しみ、遠くにあらわれたキタキツネにすっかり満たされていました。

これから帰路につきます。女満別空港に向かう道すがらにも撮影ポイントが。
「メルヘンの丘」です。
わたしにとって二回目の風景写真で、今回の旅行を締めくくりました。
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by jmtravolta_johnta | 2013-03-05 17:18 | 厳寒の道東旅行 | Comments(0)
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この日も夜明け前に三脚を立ててスタンバッている。
場所は更別。ごくごく普通の道路沿いに雪原と林があってその向こうから朝日が昇るという算段だ。
光が変わる様が綺麗だ。
雪原には小動物の足跡が幾筋もついていて想像をたくましくしてみる。

気温は-24度。寒くはない。防寒対策はしてある。
が、手指の先が冷たい。防寒ミトンだと確かに暖かいし、フリースとゴアテックスの二重重ねの手袋も機能しているけけれど、それではカメラの操作がもどかしい。シャッターボタンさえ押せない。
したがって手袋の着脱を繰り返す羽目になる。
金属部分に素手で触ると凍って張り付くので注意は怠れない。
顔がチクチクするので前髪に手をやるとサラサラと霜が落ちた。
カメラのモニター部分は吐く息で白く霜が張り付いている。

朝日に照らされた霧氷が神秘的な光をかもし出し、気嵐があたりを幻想的な空気で包む。
見とれている場合ではないけれどしっかり脳裏に焼き付けておこうと思った。

大失敗はRAWで撮らなかったこと。色が今一再現できていないのが心残り、というかはっきり言って悔しい。
風景はもともとあまり撮ってこなかったけれど、今回の失敗を踏まえて再度挑戦してみたいと思ったことでした。

十勝牧場の朝練は8時から始まる。
どれほどこの馬たちに会いたかったか!!
胸の高鳴りを抑えきれずに場所取りをする。
厩舎のそばに目をやると仔馬が放牧されている。もううずうずしていて撮りたくてたまらない(笑)。
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わけもなく温かい気持ちになるのはなぜだろう?
なんてぼんやりしてたらダメ
来るよ~っ!!
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蹴散らした雪と吐く息の白さで躍動感が伝わります。

この日は3グループの朝練を見ることができました。
この次のグループは妊娠馬、おなかが横に張り出しています。足取りが重そうなのは無理もありません。母ちゃん、頑張って!
もううるうるしている私です(^^;)
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駆け足でも重量感があるのは仕方がない。重種だし。
でも母ちゃん馬、頑張るなあ(涙)
このあとは一歳馬で若くで元気。
わけもなくやたら感動するじょんたのおばあちゃんでした。
未央,櫂、はな、もも、おばあちゃんは感動してるのよ~!!
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だけどね、冬の北海道って背景がユキ、真っ白でしょ、難しいです。白とびは避けられるもんなんでしょうか・・・?とりあえず、今回は初北海道ってことで次回はもっとうまく撮りたい、なんちゃって(笑)
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旅程三日目のこの日の午後は羅臼に向かう道すがらの撮影ポイントに降りたちます(ツルみたい?うふっ)
車窓から阿寒富士がくっきりと稜線を見せてくれます。屈斜路湖では白鳥が人を少しも恐れずのんびりとお昼寝していました。
もう、目にするものすべてが綺麗で恐ろしくなるくらいでした。

恐ろしいと思ったのは小説だと伏線になるのでしょうか?
野付半島の夕陽撮影に期待していた私たちのバスが交通事故に遭遇。
右折の判断ミスをした対向車が我々のバスの右側面に接触したのでした。
その車は当て逃げだったのですが
機転の利くお仲間の一人が望遠レンズ手に車内通路を最後部席まで移動し、その当て逃げ車をナイスショット。
ナンバーはもちろんのこと高齢者マークが二種類ついているのもばっちり撮れていました。
この事故で警察を呼んだりして一時間ほどその場に停止したため野付半島の夕陽には間に合いませんでした。だけどそこは皆、大人です。怪我がなくて済んだことに安堵し、夕陽の代わり、と言うわけではないけれど白い満月が東の空から上がり、流氷の割れ目に彩を添えてくれて「野付半島の満月」を喜々として撮影したことでした

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by jmtravolta_johnta | 2013-03-05 10:07 | 厳寒の道東旅行 | Comments(0)
朝の三時半に宿を出て日の出前どころが真っ暗な中で三脚をたてて場所取りしたけれど、
結局朝の光には恵まれず。寒いだけの音羽橋だ、と思っていた。
ところが。パソコンで撮ったものをチェックして、びっくり仰天。
なんと
タンチョウが写っているではありませんか!!
これで朝のやわらかい光があったら最高でした。
と欲を言えばきりがないですが(^^)
ま、初挑戦の音羽橋ですからそんなにラッキーだとあとが怖いでしょう、幸運は少しでいいんですよ
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橋の上ではアマチュアカメラマンが鈴なり(^^;)
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午後からは阿寒国際ツルセンターで 餌付の時間に待機。
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タンチョウの餌を横取りしにくるオジロワシ。団体でやってきてくれたエゾシカ。
雪がレフ版になって顔色を明るくしています。
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皆で一斉に舞台から去る。素敵なエゾシカショーでした。
by jmtravolta_johnta | 2013-03-03 22:00 | 厳寒の道東旅行 | Comments(0)

一日目 2月23日

家を5時前に出て始発に乗る。
JALの7時55分発帯広行き。
9時半頃帯広空港に着く。すぐに目に飛び込んできたのが輓馬の彫像。多分実物大なんだろうな、と嬉しくなってしまう。

井村先生とツアコンの人に挨拶もそこそこにスーツケースから防寒着とスノーブーツ、カメラなどを取り出してバスに乗り込む。

 鶴居村 伊藤サンクチュアリにて (午後一時過ぎから日の入り頃まで)

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頭がまだ茶色なのは幼鳥だろう。幼くてもその優雅なポーズはバレリーナを思い起こさせてくれる。

雪が音もなく降りしきる。タンチョウの鳴き声は止んだ。サンクチュアリの囲いの外にズラリとならんだアマチュアカメラマン達は静かに見守る。聞こえるのはシャッター音だけ。
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日が少し傾きかけてきたころ雪は止んだ。陽光を浴びたタンチョウの美しさがなかなかうまく撮れないのがもどかしい。 
by jmtravolta_johnta | 2013-02-28 21:07 | 厳寒の道東旅行 | Comments(0)
2013年2月23日~26日、クラブツーリズムの講師同行の撮影ツアーに参加しました。
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(流氷の上で羽根を休めるオオワシ 羅臼にて)

私の人生、これまで冬の北海道、なんてサムっ、と思うだけで全然興味も関心もなかったのですが
去年あたりから輓馬の迫力に惹かれていたので、
クラブツーリズムの「写真家・井村先生同行、厳冬の道東・躍動感あふれる動物たち~タンチョウ・オジロワシ・ばん馬撮影」というテーマ旅行、「ばん馬」の一言が決め手で
今年は一大決心して参加したというわけです。
動物だけではなく流氷クルーズもあり、
歌い文句の動物以外に、エゾシカやキツネもゲスト出演、というところでしょうか。嬉しいサプライズ続出でした。

毎朝3時前後に起床、3時半に宿をでるというハードなタスクをこなすと
ご褒美は日の出の頃の霧氷と気嵐をまとった幻想的な木立がまっていました。
-24度です。頑張りました。前髪がチクチクするな、と手をやるとじょりじょりと凍っていました。

お天気に恵まれ、日中は北海道らしいリンと澄み切った空気の中で
山が、、雪原が、動物たちがそれぞれの美を競い合っていました。
夕刻には折しも満月。東の空高く白い月がぽっかり浮かび、流氷の割れ目に明るい月影を落としてくれて言葉もありません。

いろいろ収穫が多い旅になりました。っていうか、とてもいい勉強になりました。
つまり
撮ったものをチェックしてみたら、
丹頂はピンボケのてんこ盛り、オジロワシ、大鷲もおなじ。
一番撮りたかった輓馬は何を焦ったのか露出設定ミスで雪が白とびしていて、ピントも甘いし、
背後にいろんな人工物が写りすぎで、もう、泣きそう。

でもね、と居直るわけじゃないけれど、
以前の私だったらこの程度で満足しちゃって、得意げに人に見せてたと思うけど、
今はキャッカ写真になるから、目が肥えてきた証拠だと自分を慰めているのです。
ツアー同行講師の井村先生はキャノンの写真教室「どうぶつ撮影入門講座」でお世話になっているのですが、先生の丁寧なアドバイスで自分の写真の見分け方が分かってきています。
これまでは撮影対象への思い入れが強すぎてピンボケであろうとぶれブレであろうと自分では「良い写真」だったのです。これでは進歩がありませんね(^^;)

話があっちこっちになりますが、
-20度の世界って、そんなに大変なものではなく、準備していった防寒着と使い捨てカイロで十分でした。
ただカメラの操作は分厚い手袋では無理で、かといって素手では機材に凍り付いてしまうので薄手の手袋で対応。かじかんだ手はちぎれそうに痛み、
使い捨てカイロの貼らないタイプをモミモミしながらなんとかしのぎました。

旅のお仲間は18名。60代から70代が多かったです。みなさん明るく、元気で写真にかける情熱は相当なものでかなり刺激を受けました。模範的な歳の重ね方をしていらっしゃる方をたくさんお見受けし、あやかりたいとも思いました。素敵なお友達もできました。

まとめ。
厳寒、恐るに当たらず、私の目の前に新しい分野が一つ開けた、という気分です。

写真の整理ができたら旅行ノートとともに徐々にアップしていきます。
by jmtravolta_johnta | 2013-02-27 21:44 | 厳寒の道東旅行 | Comments(0)

普通の毎日がありがたい・・・


by じょんたのおばあちゃん