便利さばかり追うのはやめてみる
2018年 01月 12日
電気とテレビがあればなんとかなる
ウランバートル郊外のゲルにて
どういうことかというと
電子レンジが壊れたのです。
毎日蒸し野菜をボウルに一杯分サラダにして食するのですが
その蒸す、にかかる時間がかかりすぎて、「チン」と言ってくれるけれど中身は冷たいまま。
何がおかしいのか?とチェックして見たけれどわかりません。
何度やっても温度表示が33度までしか上がらない。
この電子レンジ、
買って11年と少し経つけれど、同じ時期に同じものを買った娘に聞いてみると
年末に壊れて買い換えた、と。
そうか。
寿命だったのか。
で、この日はフライパンで蒸し野菜を作ったので特に問題はなかった。
一旦は買い替えを考えたけれど、ちょっと待てよ、と。
そもそも時短にこだわる暮らしではないから
不便かもしれないけれど、作業が増えるかもしれないけれど、
ちょっと手を頭を使わなければいけない暮らしに戻るのもいいかな、と。頭を切り替えました。
もう一つ。
壊れてはいないけれど、9年間で7万キロ走った愛車を思ってみる。
買い換えるなら4ヶ月後に迫った車検の前、つまり決心するのは今、と実はここに3ヶ月迷いに迷った。
安全サポートはどのクルマにも標準装備だし、デザインもスタイリッシュで欲しい!と思わずにいられなかった。
それに自動運転はもとより、スマホと連携していろんなことができるようになるのだという。
新しいもの好きの私を刺激してやまないTVのCM。
だけど、私。
スイッチ一つで駐車場の車庫入れをやってくれちゃうクルマのCMを見て、「そんなん、自分でやりたい」って思ってしまった。
私、切り返しを何度もするくらいの下手さだけど、別にいいじゃない?
クルマ好きの男性でオートマ車よりわざわざマニュアル車を選ぶ人がいるというの、気持ちわかるし。
そもそもクルマを運転していて何が嬉しいかって、勿論座ったまま目的地に行けちゃう快適さもあるけれど、
何よりもハンドルを握る緊張感が堪らないのです。
確かに駅前あたりの高齢者のふらふら自転車や信号無視の歩行者が行き交う中を運転するのは生易しくはないです。
だけど、その、一瞬でもぼんやりしてはいけないって、実はワクワクしている自分と精神的なレベルは同じなんですね。
話が逸れてしまったけれど、
AI(人工知能)が普通に一般家庭に入り込んで来る日もいずれ
来るだろうけれど
来るだろうけれど
今のところ、敢えて便利さに頼らずに自分の手と足と頭をもっと使う暮らしに戻してみようと思います。
by jmtravolta_johnta
| 2018-01-12 14:18
| 日常
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