メエイで得度式
2016年 04月 02日
ミャンマーは言わずと知れた仏教信仰の厚い国。
私の世代だと「ビルマの竪琴」を必ず思い起こすと思う(でもないか?)
町中には托鉢する少年僧から大人のお坊さん、そして尼さんなど、いたるところで見かけました。
港で出会った二人の少年僧はカメラを見るとにこっとしてくれたので
とりあえずお布施をして、そのあと写真撮らせてもらいました。
おりしもここのお寺では得度式*が行われると聞いて、出かけることになりました。
*得度式とは、「仏門に入り僧になるための儀式」と辞書にはでています。
入門を目指す人たいは午後4時にお寺の境内(?)でお祈りをしたあと、車に分乗して町中を回り、
そのあとまたお寺に戻り、
高僧による説話(?)があり、一人ずつ断髪式と続くのですが、
この日は人数が多かったため髪の毛にハサミをちょっと入れる、
という程度の断髪式。
残りは家で剃るそうです。
儀式は結構長くて足を崩したくなる・・・?
のではなくてもともとこういう座り方をするようです。
ワンコ。やっぱりここにもちゃんといます。
敬虔な祈りの姿を目の当たりにして
カメラをぶら下げたのが12名、ずかずかと上がり込んで写真を撮りまくる、というのはさすがに抵抗がありました。
もちろん、我々の師匠が現地ガイドを通じて、撮影許可をとり、お布施は張り込んであります。でも、私にはかえってそれが冒涜、とか傲慢とかの意識が去来し、心中穏やかではありませんでした。
ただ誰もかれも我々を気にする風ではなく、儀式に専念していてもらえたのにはほっとしていました。
これ、近い将来?常に観光客が大挙して写真撮りに来る、となると立ち入り制限もあってしかるべし、でしょうか。
by jmtravolta_johnta
| 2016-04-02 13:03
| ミャンマー旅行
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