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熱気球でナミブ砂漠上空散歩

二日目。熱気球体験の日です。
夜明け前。5時半に起きてラスクをコーヒーで流し込み、熱気球の乗り場へと車に乗り込みます。
他のツーリストグループとも一緒です。

地面に横たわる「しぼんだ風船」を初めて見たときはテレビなどで見るよりやたらデカい、と感じました。
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あたりの景色は地平線のみ、というとても非日常の世界だけでもわくわくするのに、
その「デカい、しぼんだ風船」がゴーっという音とともに立ち上る炎で目の前でみるみる膨らんで
地上に屹立していく様子は圧巻としか言いようがありませんでした。
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夢中でわれわれカ日本人カメラ小僧(カメラ老人)はベストショットの位置を探して走り回りました(^^)
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その様子は舟の帆が上がるようなイメージでした。この日は三つの熱気球が用意されていて
それぞれに16人の乗客とパイロットが乗り込みました。
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ふわりと浮かんで、微風程度で快晴、まさに気球のために用意されたような空の中を空中散歩です。
眼下には文字通り、豆粒のような自動車、枯れ河にそって続く木立の様子や、何よりも見たかったナミブ砂漠がサーモンピンクの優しい色合いで地平線まで続き、息つく暇もなくシャッターを切り続けました。
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目を凝らすとオリックスの20頭近い群れが朝陽を受けて草を食んでいました。
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「フェアリー・サークル」と言われる謎の現象もまるでナショナルジオグラフィックマガジンの写真のように
眼下に広がっているのを見つめていました。
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英語で説明があったけど、パイロットのデニス君は仏語で地上とやり取りしていました。
このバルーンのエージェントはベルギー人の経営だとあとでわかりました
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約一時間ほどのフライトが終わります。少しずつ高度を下げてセスリエム峡谷のほとりでブランチがふるまわれます。朝からシャンペン付きです。朝と違って気温はこのころ33度くらいになっていました。気温は高くても乾燥しているので汗は出ません。
デニスの音頭でシャンペンで乾杯。私たちのグループはスコットランドから来たという人たちと隣り合わせました。
私は旅の楽しさなど雑談して、最後に東京オリンピックに来てね、と「営業」もしておきました(笑)
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なたのような刃物でボトルの口を切るスタッフ。
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国籍もさまざまな観光客。アジア人は我々4人とベトナム人カップル一組だけでした。

今回のナミビアツアー、計画段階で
空中撮影を熱気球にするか、セスナ機、あるいはヘリにするか、と迷いましたが、熱気球にしてよかったです。何よりも生の空気を通して写真が撮れる。
いくつかの宿泊地でお客をピックアップして、フライトのあとはシャンペンブランチ、そして宿泊地に送り届ける、という内容がきちんとオーガナイズされていて、これはおすすめだと思いました。

一旦、キャンプに戻り一休みします。
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by jmtravolta_johnta | 2013-10-06 18:52 | ナミビア旅行 | Comments(0)

日々歳を重ねていくだけ、という普通のお婆さんの日記。


by じょんたのおばあちゃん
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