ナミブ砂漠再訪
2013年 10月 02日
2013年9月24日から30日にかけてナミビアの南西部海岸に近いナミブ砂漠を訪れました。
首都のウイントフックから130キロ離れたセスリエムというキャンプサイトでテントに寝泊まりし、
そこから50キロのソーサスフレイ、デッドフレイの写真を撮るのが目的です。
この国の魅力・・・・
海外旅行、とか観光旅行というより「地球」を旅するとでも言おうか、とにかく非日常があるのです。
なんちゃって(^^;)
一緒に行ったのは秋田県で数々の賞をものにしているツワモノのアマチュア写真家。
6月のナミビアで知り合ったツネさんはこの旅行の企画をしてくれた人でこのツアーの団長。
あとの二人は初めてお目にかかったMさんとK子さん。海外旅行は初めてらしい。
全員見た目はおじいちゃん、おばあちゃんなんだけれどカメラを持つと凄いんです。
人が変わる。
今回の旅はハプニングで幕開け、私は振り回され気味だったけれど
結果いろんな体験できたことは今後の糧に、と考えています。
家を出るときの天気予報で台風が近づいていたのは他人事と考えていました。これが違うんです。
今回のフライトはキャセイで香港経由してヨハネスブルグ。南ア航空に乗り換えてナミビアの首都ウイントフックという予定だったのですが、
香港あたりで台風の影響のためフライトが乱れて、飛ばないことになったというのです。
そのため、JALで北京に行き、そこから南ア、ヨハネス経由でウイントフック。
問題は乗り継ぎの時間のゆとり、イーチケットを見ると時間通りに発着したとしてもヨハネスブルグで一時間半しかないのです。北京から南ア航空に乗り込んだはいいけれどこの飛行機、一時間遅れで離陸。
隣の南ア人の白人の男性が「北京、ヨハネス間は距離が長い分、スピード出すから離陸の一時間おくれも吸収する。到着は時間通りのはずだ、私は毎月この便に乗るがいつもそうだ」と太鼓判を押してくれたけれど、
それでも一人でやきもきしていた。
ヨハネスに着いたときはウイントフック行きの搭乗がすでに始まっていて、広い広い空港の中をtransfer の文字を頼りに走った。走ったけれど、K子さんは杖をついているから走れない。走っては振り返って彼女を待つ、の連続だった。
ヨハネスで添乗員のTさんと合流することになっていたのでちょっとはほっとした。あとはTさんが何とかしてくれる、と。
手荷物検査はパスできないので大騒ぎして先に通してもらった。
ところが、手荷物の中に水を入れていたMさん、水はダメと言われて、なんとやおらボトルを手にして飲み始める!
切れてしまった私、「もう、飲んでる場合じゃない!」と叱り飛ばして(^^;)
手を引っ張ってさらに搭乗口へ走る。
搭乗口からバスで飛行機のタラップまで行き、し~んと静まり返ってわれわれを待っていた乗客の冷たい視線を浴びながら乗り込む。
体中汗まみれ状態だったけれど、
間に合ったという安堵でどっと疲れが出てしまった。
しかし、さっき添乗員さんのTさんに会ったとき「あっちは雨らしいですよ」と、確かに聞いたのを思い出した。
ナミビアという国はそもそも年間雨量が10センチあるかないかの雨の降らない国なのに、
それも雨季ではないのに、よりによって雨!!!
ド~ンと重い旅の幕開けか??
続く・・・
by jmtravolta_johnta
| 2013-10-02 11:41
| ナミビア旅行
|
Comments(0)