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ムーミン屋敷で童心にかえった

120504
ムーミン屋敷で童心にかえった_d0207297_13233712.jpg
本物そっくり、というか、もともとメルヘンの世界だから
比べようが無いけれど、とにかくよく出来ている。
埼玉県飯能市にある「あけぼの子どもの森公園」に
ムーミンの世界が再現されているのだ。

小雨が降ったりやんだりだったけれど
とりあえず行ってみましょう、と娘一家と出かけた。
現地に着いたときは
そのロケーションの美しさに息を飲んだ。
特に今は新緑が目に清清しいのだけれど
雨に黒く光る背の高い木が茂る森を背景に
ムーミンの家が現れたときは皆で歓声をあげた。
もう、大人も子供もない。
じょんたのおばあちゃん、早く早く、こっち、と孫達にせかされてうきうきしている。

中に入ってみると本物の丸太を組み合わせた内装で
すっかり神秘的な世界に引き込まれてしまった。
床は磨きこまれてピカピカ。
曲線を多用したデザインがしっくりなじんでいる。
螺旋階段や面白い形をした窓などが素敵。
遊具など何もないのに
気持が生き生きと弾む。

冬は暖炉に薪をくべるのだろう、外には薪小屋もあった。
屋根の煙突から真っ直ぐ上がる煙を想像した。
水浴び小屋、というのもあって、雰囲気がとてもいい。
へえ~、とかすごいね~などと言葉を交わしながら
散策を楽しんだ。
ムーミン屋敷で童心にかえった_d0207297_1324425.jpg


図書室もあってムーミンの本は勿論のこと
北欧関係の子供向けの本がおいてある。
子ども達が好きな本を取り出してきて思い思いの場所で寝そべったりして読みふけっている。
図書室の本、手にとった人みんながきちんと扱うのだろう、係りの人など見当たらないのに
きちんと片付いていた。

外から二階へ続く階段を歩いていたとき不思議な形のオブジェがあった。
よく見てみると「キケン」という文字が隠れているのに気づく。
そういえばここには目障りな張り紙や看板、ゴミ箱などが全然見当たらない。
これも本物の雰囲気をかもし出すのに重要な一因になっていると思う。

日本では当然のように張り紙や看板があふれている。
トイレに入っても壁に「お願い」と称する張り紙だらけ。
「音姫は延長できます」などの説明書きは
必要な人には役に立つんだろうけど・・・
こうやって利便のために美観を犠牲にすることにならされてしまっているのだなあ、と
思い至ったことでした。

冬の暖炉の頃に行くとまた雰囲気がいいかも。
夕方は5時までとなっている。
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by jmtravolta_johnta | 2012-05-06 13:25 | 日常 | Comments(0)

日々歳を重ねていくだけ、という普通のお婆さんの日記。


by じょんたのおばあちゃん
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