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没の写真でも捨ててはいけませんね

1203///
EOS学園の先日のクラスは自由作品の添削でした。
私は仕方ないので(^^;)去年の夏に撮っていた勝鬨橋で
発表せずに没にしたものからいくつか拾い上げて
こないだの雪の勝どき橋を混ぜて出しました。

自分で没にしたものでも半年ぐらい経ってから見ると
そう悪くないものもあるもんです。
実際、中島先生は結構食いついて批評してくれました。

実は前回の「雨のスカイツリー実習」の作品添削では
目の前のスカイツリーのショットには目もくれず、
「貴女は橋を撮ってたんじゃなかったですか?」と
と箸にも棒にもかからず、と言った批評に
落ち込んでいたのでした。

だから雪の勝どきを撮りに行ったりしたという訳です。
先生は「雪はよほど大きなボタン雪ぐらいじゃないと降ってるところは映らない、
雪にこだわらないでもいいでしょうね」と。
で手に持っていた「もと没」の写真に目を留めて、
あ、これいいじゃないですか、などと言って
関心を示してくれたのでにわかに気持が浮き立ってしまいました。

つくづく写真選びは難しいと思います。
本人には思い入れがありすぎて客観的には見られないのですね。

発表するときの写真は先生は選んでくれません。
だから選ぶのも勉強なんだと思います。
他の人もそうでした。
発表するときに生徒は脇で立ってるのですが
先生が「ここはもっと・・・だったほうがいいかも」というと
「あ、あります」と言って手持ちの何枚かの中から一枚抜き取ってボードに貼り付けると
その方がグンっとよかったりする。
ほんと没でも捨ててはいけませんね。

ところで
生徒の作品を見ていて女性は男性より発想が自由だと思いました。
男性の写真の構図はこういっちゃ何ですが、ありふれている。
そこへ行くと
いつだったかスカイツリー撮影実習のとき50㎜単焦点一本で撮った女性がいました。
なんせスカイツリーだから
入りきらなくて(そりゃそうですね^^;)分けて撮った。
分けて撮るったって
これをなんと斜めに撮ったのを斜めにつないで発表したのですよ!
つまりひし形が縦に二つ繋がってる感じ。
クラスはどよめきましたね。
先生はう~ん、面白いですね~と唸ってるし。

男性でも一人だけ自由な発想の人がいました。
トンネルを撮ってたひとがいたんです。
最初見たとき、自分で運転しないから撮れるのね、と思ったのですが
違うんですね。
クルマをトンネルの外に止めて徒歩でトンネルの中に入り撮った、とか。
光とかトンネルの出口が小さな光の点になって収束している感じがとても素敵でした。

私はこの人達の作品を見てつくづく写真の面白さを再確認しちゃいました。
またこういうのを「面白い」って講評する先生でよかった、と思うし、
中島先生が常に言ってる「テーマを考えて撮る」に加えて「冒険しても構わないんだ」ということを
今後のモチベーションアップにつなげたいと思います。
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by jmtravolta_johnta | 2012-03-10 10:50 | 写真 | Comments(0)

日々歳を重ねていくだけ、という普通のお婆さんの日記。


by じょんたのおばあちゃん
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