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県大会でセクレタリー

111105(土)
第24回埼玉県馬場馬術県大会が日本乗馬倶楽部で開催され、審判員のセクレタリーを務めた。
審判員用のブースはなくレンタカーのフィット(だったか)の中から審査する。
M(左)、C(中)、H(右)の三箇所のうち、最初は左側のMの「ブース」でTさんに着く。
Tさんはこの大会の重鎮で審判員長も務める人。
今回はシャドウ・ジャッジといって審判の修行中の人も入り、審判の練習をするらしい。

セクレタリーの仕事の苦楽度は審判員に左右される。
殆どコメントをつけないで点数だけ言う人はラクだけど
「隅角良し」とか、必要のないことまで言ったりしてコメントが多すぎる人は大変だ。

で今回のTさんは・・・というと
とても気さくでいろいろよく喋ってくれる。
後部座席のシャドウジャッジに指導的なアドバイスも沢山あるけれど
雑談もある。お菓子をぼりぼり食べながら、お茶飲んで一人で盛り上がってる・・・・。

競技についてのジャッジは厳しい。
ハミ受けしないで入場した人のときは演技中もハミ受けてなくて
「これ、全部4」と言う。演技終わってないのに、である。
要するに三課目に出るのに馬の頭が上がっている、などとは場違いもいいとこだろ、という感じなのだ。
また10点満点で4とか3とかはあるかもしれないけど、
1とか0があったときはちょっとぞっとした。

馬が首を振るとそれもきちんと採られるし
隅角通過せず、腰うち入る、ポイントずれ、ベンド不足などよくあるコメント
が続いてラクショウかな、と思いきや、
時々とんでしまうことがあってひやひやした。
彼の乗馬倶楽部の人馬の演技のとき、
馬がばたばたしていて、Tさん、黙り込んじゃったので
「○○番は何点ですか?」と問いかけると
「今馬がばたばたしていて、見守ってるところでしょ、
状況を把握しなけりゃだめ、あんた、審判員に対してうるさい」と
一喝されてしまった。

そうだったかも知れない。
例えばクルマ運転中で右折しようとしていて、信号や前方、歩行者など
左右確認しているときに助手席の人が
ほら、人が来た、などとこちらの思考を乱すようなことを言われるとイラっとするのと同じだ。
こちらは「すべて確認してからブレーキを放す」という心積もりでいるのに・・・と。

そうか、と納得。
私は聞いていて、言われたことだけ書こうとしていたからダメなんだ、と思い直し、
自分でジャッジペーパーの経路を追いながら目で演技を確認し、
今言った点数は何番のことか、と自分で分かるようにしていった。
例えば
「①入場、停止、敬礼、中央線に入る・・・」というとき
まず点数を言われて、そのとおり書く。
そして②の演技に入ってから
「中央線よじれる」
と言われたがこれはちょっと考えれば①のコメントだと分かる。
なのに私は聞いて書いてるだけだったから
「中央線よじれる、は②ですか」などとあほな質問していたのだ。
これでは誰でもイラっとするわ。

このコツをつかんだのでその後は比較的静かにスムースに書き留めて言ったと思う。
「中間6、伸展5」とかだだっと言われても
演技もチェックしていれば何番のことかずれることがない。

そのあと右のHポイント、そして真ん中のMポイントと場所が変わったが、
Mでは三点セット(トランシーバー、ベル、ストップウォッチ)が置いてあり、前回を思い出した。
前回の大会では三点セットの使い方を指導してもらっていたが今回は
セクレタリーはストップウォッチを使うだけなので大丈夫だった。

演技を見ていて審判はここを見ているのだということがわかったし、
セクレタリーとしてのコツも少しは分かったと思います。
いやあ、いろいろ勉強になりました
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by jmtravolta_johnta | 2011-11-08 08:03 | | Comments(0)

日々歳を重ねていくだけ、という普通のお婆さんの日記。


by じょんたのおばあちゃん
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