「地震イツモ・ノート」

本屋の店頭には様々な先の震災関連の本が平積みされている。
ハウツー物も多い。
買い求めた文庫本タイプのこの本、15年前の阪神淡路大地震の経験者がそのときの体験を踏まえ、その後の備えを
どうしているかについて綴られている。

これだけ地震の多い国にいる私達。
「モシモ」に備えるのではなく「イツモ」備えるのが賢明だというのがタイトルの意味。
今回の大震災は津波や原発被害で災害の規模が阪神淡路を
はるかに越えたが、
とりあえず今住んでいる埼玉は津波や原発のことを想定に入れなくて済むし、
意識を変えることや普段の暮らし方にまで言及している
この本の情報はとても有用に思える。

避難グッズは「なんとなく」的に備えてはあった。
非常食、蝋燭、軍手、乾電池、カセットコンロのガスボンベ、
水、マッチ、ビニール袋、靴・・・
といった思いつくままに籐の籠につめ
邪魔にならないように洗面所の高いところに納めてあった。

でも実際は震度によって
それを取り出せるか?という問題もある。
だから
(1)マンションがつぶれなくて済んで、避難所にいかなくていい場合、
と(2)避難所暮らしのケースを考える必要があるが、
そうなると備えが膨大に膨らんでくるけれど、
その防災グッズを使って日々補充しつつ暮らそう、というのが
この本の視点なのだ。
だから乾電池はむやみやたらに買い置く必要はないし、
保存食にと特別用意しなくても缶詰や乾物などを使っては補充することで
一定量置いておける。

それに頻繁に手に触れることによって「あれはどこにしまったかな、確かあったはずなんだけど・・・」
という探し物ストレスが減るだろう。

電気・ガス・水道なしで暮らすというのを時々やってみるともっと思いつくかもしれない。

マンションがつぶれなくて済んだ場合。
家具の倒壊を防ぐ対策は一応済んでいる。
たんす類は一部屋にまとめ、寝室には本棚はあるけれどベッドの上には倒れないように配置してある。
天井からぶら下がるタイプの照明はNGだと書かれているが、なるほどなあ、と思った。
余震が続いているがスイッチの紐がゆらゆらゆれる程度だけれど、
阪神淡路のときはこれが天井にあたってガラス破片が部屋中に飛び散ったと。
スプリンクラーがガラスの破片を撒き散らす絵を想像してしまった。
これは何とかしておかなくては。

クルマにも水や非常用のグッズを積むとよい、とも書いてあるが、
多少燃費が悪くなってもこれは保険と考えるべきかもしれない。

問題は避難所暮らしのケースだが、これは「ありえない」ということはありえない。
しかしテレビで見ていてどれくらい大変か、ぐらいしか想像が及ばない。
命があったことを感謝して暮らす、しかないかも・・・

by jmtravolta_johnta | 2011-05-05 09:50 | Comments(0)

普通の毎日がありがたい・・・


by じょんたのおばあちゃん