民度が高い

今は亡き夫は折に触れ「民度が高い、低い」という言葉を口にした。
今海外のメディアがこぞって今回の被災者の秩序を保った行動を賞賛しているという。
これを通訳者が「民度が高い、と海外メディアは賞賛している」と訳している。

今朝の報道では群馬県片品村は震災後7日でバスを被災地に送った、と。
片品村の宿泊施設を被災者の避難所として使ってもらうため、である。
なんと素早い!!!!
7日かかった、というより
震災後すぐに動き始めて7日でバスを出せた、という方が正しいと思う。
民間のやることがいつも政府より早いのは
お互いの傷みを共感しうる生身の人間同士の助け合いだからだろう。

今回の震災で防災ということを改めて考えなければならないと思う。
自然災害を避けて通れない国の住民である以上、また
この国がいい、この国でよかったと普段は思っている以上、
一人ひとりが防災意識をしっかり持つため防災教育というのも必要だろうし、
いざというときのための互助手段を確立しておくのも一つの手だてとして有効だと思う。
今回の片品村はよい例。また過去には山古志村の例もある。
海外と姉妹都市提携もいいけれど、
日本国内でそういう姉妹都市、姉妹市町村の発想で普段から交流を深めておくのは一案だと思う。

民度が高い、ということに戻って。
震災後に略奪などがおきていればその不安と取締りで人々は疲弊するだろうし
お互い協力し、助け合って、という前向きな気持を持つ前に絶望や失意で益々復興への道のりが
ますます遠く長くなっていたのではないだろうか。
今回被災された人たちの辛苦を思うとき、「民度が高い」などとは上から目線でものを言うようで
憚られるが
実際は日本人全体が今回の被災者の人々の態度に心ひそかに賞賛を送っていると思う。
海外では美談に見えることがこの国では普通のことなのよ、というのが心地いいですね。


by jmtravolta_johnta | 2011-03-26 19:33 | Comments(0)

普通の毎日がありがたい・・・


by じょんたのおばあちゃん