ガソリンって抜き取れないんですね

震災から一週間。
雪が音もなく降りしきる中救助活動する人、
避難所の体育館で毛布にくるまり震える人、
無言で堪えている人たち。
一方こちらは計画停電の予定時間が過ぎてもコタツはぬくぬく、テレビは被災地の惨状を映し続ける。
何も出来ない苛立ち、かといってうかつに出歩いて迷惑を引き起こしても・・・とストレスが溜まる。

給油渋滞の映像を見ていて
気になるのはW乗馬クラブのこと。
ガソリン大丈夫か、ないと困るだろ。
そうだ、20リッターあまりあるから半分分けてあげても
私はクルマなしでも暮らしが立ち行くから大丈夫、
これは久々の名案!!
と今朝は勇んで出かけたのに・・・

今の車ってガソリンが移し変えられないように出来ているんですね。
灯油用の新しいポンプを買えば灯油と混じらないから安全だわ、きっと、などと
考えたのは甘かった。
給油口からクルマの給油漕までは曲がりくねっているようでしかもかなり長い。
だからホースをつないで長くしても先端がなかなかガソリンに到達しない、
∴ポンプが機能しない。

折角名案だと思い、そのために来たのに・・・とがっかりしたけれど
少しはお手伝いできたし、
何よりMさんとおしゃべりできてストレス発散できたのは良かった。

ところが。
ワンコの散歩してるときドンという衝突音を背中で聞いたのです。
振り向くと橋のあるカーブを曲がりきれずにバンが衝突したらしい。
橋はコンクリートなのでクルマの上三分の一くらいしか見えず、どのくらいの破損か分からなかったので
静観していたのだが
なかなか運転していた人がクルマから出てこない、
おまけに白煙が上がり始めたので慌ててワンコと一緒に引き返した。
そばの運送会社の人がこちらに気づいて立って見ていたので救急車をお願いした。
運転していた人は大丈夫だったようだが車はエンジンが大破、道の真ん中まで斜めにはみ出して止まっている。
で、我らが女傑、Mさん、「うちにワイヤーがあるから引っ張ってあげようか」とすたすたと現場まで行った。
結局警察がくるから任せることになったと。

われらが女傑は人の窮地を黙って見過ごせない人なんですね。
自分だって
①ガソリンが足りない(馬の飼料調達などに支障が出る)
②4頭のワンコのうち一頭の病状が悪くて点滴で通院
③停電があるので段取りが大変など、
かなりの窮地にいるのに、です!
こういうときって人の品格ってモロに出ますね。
私、家でのうのうとコタツで雪の東北地方を見てるのはやめてガソリンが続く限り
W乗馬クラブにお手伝いに行こうと思いました。
不要不急の移動、だと後ろ指を指されても仕方ありません。

by jmtravolta_johnta | 2011-03-17 18:40 | | Comments(0)

普通の毎日がありがたい・・・


by じょんたのおばあちゃん