アメリカ人は天使が好き?

アメリカ人は天使が好きで、天使がらみの映画が結構ある、という一節をどこかで読んだことがあるが、
「MR.デステニー」というのを見てそうかもしれない、と思った。

或一瞬の出来事がその後の一生を変えてしまう・・・。
あの時、あそこでホームランを打っていれば人生楽勝だったのに、
実際は見過ごしの三振だったため、今の惨めな自分がある・・・と思い込んでいる男に
天使のような存在の謎の男性が現れて人生を変えてくれる、というもの。
だけど、ぱっと見は贅沢三昧の「新しい人生」は自分の価値観とは相容れない。
元に戻してくれ・・・と頼むまでもなく
彼の人生はもとに戻っている。
という、いわばディケンズのクリスマス・キャロルのパロディー風の道徳的な映画でした。
こういうの、これまでもありましたね~

例えば
①「マイケル」という天使そのものがタイトルの映画。
 トラボルタが不潔な(お風呂に入ってない、という意味での)天使で出てくる。
②デンゼル・ワシントン、あの硬派俳優がクリスマスの夜に活躍する天使の役で出てる。
③天使は出ないけれどニコラス・ケイジがもう一つ別の人生をやらされるというもの。
 
他にもいろいろあったように思うけれど、
アメリカンドリームなどと謳いあげ、金持ちやセレブになろうって普通の人々を煽っておいて、
「だけど幸せイコール金持ちになることじゃないんだよ、今の自分の境遇はほんとは満足すべきなんだよ、人を羨ましがりなさんな」
というようなメッセージが見え隠れしている。

この映画の結末は主人公のしがないサラリーマンが一転副社長に抜擢されるという安直な展開。
またくだらない映画を見てしまった、と後悔。
予備知識なしで見て失敗した例でした。
by jmtravolta_johnta | 2011-02-13 20:21 | Comments(0)

普通の毎日がありがたい・・・


by じょんたのおばあちゃん