インド版「家族に乾杯」になるところだった
2017年 04月 26日
「ほらほら、今ジャパニーが来てるからこっちおいで!」って電話してるかも?
明るくて小綺麗な印象のこの村。子供がちらほらいるので写真を撮らせてもらっていると
あるお宅で、自宅の塀越しにお父さんが手招きしています。
日本人だとわかると「こっちから入って」、と言い、チャイを飲んで行ってくれって言います。庭先にはガーデニング中のお母さんと息子さんがいて、
こちら見てニコニコしながらも慌てた様子で携帯で話しています。
まるで「鶴瓶の家族に乾杯」ではありませんか(笑)
とても興味湧いたし、ぜひぜひお邪魔したい、と思ったけれど、そこは団体旅行なので集合時間に遅れることはできません。
我々の先生が一緒にいてくれたら状況は違っていたかもしれませんが・・・
この村に限らず、どこでもニコニコと愛想が良い人たちが多く、道すがらバスの私たちにも手を振ってくれました。
大人も子供も。
道建築現場で遠くから我々がカメラ持った外人だと見つけて手を振ってくれる。最初四人だったのがどんどん増えた(^^)
運動場の向こうから走ってくる子達もいてバスを一旦停止してもらって車内から撮影しました。
ガダ村では添乗員さんがそこの子供たちと鬼ごっこしてくれて彼らから親近感を持ってもらえました。
取り囲んでくれて名前を聞いてくれる。
この国の人はどこから来た?の次に名前を聞いてくるようです。普通、観光?とか何日?とか聞かれるのですが。
ただ、英語が通じにくくて、現地ガイドさんがそばにいてくれたら、と何度も思いました。
仕方ないから日本語の「こんにちは」を教えてあげたりしすると子供達とても楽しそうにしてくれたのが嬉しかったです。
で時間がきてバスに乗り込むとなんとブーイングの嵐。
でも最後は笑顔で。ちぎれるほど手を振ってくれる子供達には胸いっぱいの感動を覚えました。
日本では知らない人と口をきかない、って教えられてることを思い出して。
だいたい20年くらい前の写真が載ってたりするのですが、私が今回撮ったものと大して変わりはないようです。
ブッジあたりの記述はないので比較はできませんが、根幹にあるものは同じ。
貧富の差。貧富の差による清潔度の差。道路状況の混雑ぶり。人口が爆発的に増加していること。
子供の就学率の低さ、識字率の低さ、などなど。
とはいうもののそれぞれ著者の目線や主観は違うので「これは自分で確かめないと」となんども思いました。
その3冊の本に書かれていなかったことは
学校に通えている子供達のことです。
小さな村でもちゃんと学校があったりして、ホッとしました。
たまたまそういう地区だったからかもしれませんが。
そういう模範的な村だったからかもしれませんが。
思い起こすのは
ミャンマーの島でもそうだったけど、店番しながらノート広げて勉強している女の子がいましたし、
修道尼の小さな子が鉛筆片手に本を読んでいる姿にジーンときたものでした。
教育ってとても大事で、その国の体力作りになる、と思う私は
またインドに行ってみたくなりました。
by jmtravolta_johnta
| 2017-04-26 13:56
| インドでカルチャーショック!
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